2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フェーン現象に疑問を感じたことない?【気象予報士への道】

フェーン現象とは… 風が山にぶつかると、山の斜面に沿うように空気が上昇し、暖かく乾いた空気になって山を下ってくる。そのため、下降気流が吹く地域では気温が上昇し、乾燥するため火事が発生しやすくなる。また、空気が上昇する際には雲が発生し、山の手…

天気予報してみた【考察】

さて、2月26日の天気予報をしましたが、1つ気になる点があったので考察していきます。これが正しいかどうかは今はわかりませんが、専門的な知識を身につけた後に振り返ることができるように、できるだけ事細かに書いておこうと思います。 予想との違い まず…

天気予報してみた【答え合わせ】

わたしの本日の天気の予想は、 風向:北西 風速:約5m/s 天気:北日本では雪、日本海側では雨、太平洋側では雨ではない でした。 答え合わせの前に それでは、気象庁の観測データ*1を用いて答え合わせしていきます。この観測データというのは、全国に設置さ…

【知識もないくせに】天気予報してみた【中学理科】

北風は暖かくて、南風は暖かい。街中はビル風が起こるから強い風が吹きやすい。 などなど、経験則から得た風の知識はたくさんあります。 でも、なぜ今日は南風が吹くのか、なんてことまではちょっと…。という方は多いでしょう。そんな方々に、誰でも簡単に風…

いろいろな天気図を知ろう

天気図には、地上天気図、850hPa天気図、700hPa天気図、500hPa天気図、300hPa天気図など、様々な種類のものがあります。 それぞれ読み取れる情報が異なり、どれも天気予報に欠かせないものなのですが、この「850hPa」というのはなんなのか。何を区別した呼び…

【中学理科】よくわかる天気予報 No.2【寒冷前線】

寒冷前線とは、地上で寒気が暖気に接触している部分をつないだ線のこと。前線付近では積乱雲が発達するため、短時間で強い雨が降り、雷や突風を伴う場合もある。また、前線通過後には気温がグッと下がる。 中学ではこんな感じで習って高校受験に臨んだような…

暖かい空気は軽いからロフトは暑いって言うよね【気象予報士への道】

暖かい空気は軽いから上にいく。だから夏場のロフトは暑い。 冷たい空気は重いから下にいく。だからエアコンは上に設置してある。 という話を聞いて、小学生の頃は「そうなんだ!」と賢くなった気分になりました。 中学生くらいの頃から何で暖かい空気は軽い…

勉強計画①【気象予報士への道】

こんばんは。 本日は気象予報士試験に向けた勉強の計画を記しておこうと思います。 今年8月の気象予報士試験での合格を目標に据えているのですが、その試験内容は 学科一般 学科専門 実技 の3部門に分かれています。 さらに学科一般に絞ると 大気の構造 大気…

【中学理科】よくわかる天気予報 No.1【気圧の谷】

雨が降ったら傘をさすし、大雪の日には交通機関がマヒするし、天気って私たちの生活にダイレクトに影響してきますよね。でも、天気予報でなぜ明日は雨が降るのか、なんて解説をされてもいまいちピンとこない(そもそも聞いてないことも…)。 しかし。天気って…

【季節を感じる】二十四節気 雨水

こんにちは。記念すべき初投稿。 本日は2月19日(火)、2019年の雨水(うすい)です。 雨水とは二十四節気の第2のことで、第1は2月4日の立春でした(旧暦では立春付近が正月とされていたため、立春が1年の始まりとして1番目に数えられました)。 そもそも二十四節…